2007年10月28日日曜日
いつものイタリアンレストランで
いつも休日に昼食に行くイタリアンレストランがあります。
私が住んでいる千葉の検見川浜は埋め立て地のマンション群で京葉線の沿線にあります。そんな住宅地の中でまともなイタリアンレストランを経営するのは大変だと思います。
隣の海浜幕張にかけては未だにマンションが建ち続けているので、周辺人口は増えているのでしょう。でも海浜幕張と稲毛海岸というそこそこ大きな商業集積の間にあって、都心から離れたファミリーマンション中心の検見川浜のマーケットでイタリアンレストランを経営するのは大変です。
雰囲気を維持して、価格帯を維持して、恋人や家族が食事を楽しむ空間として一定のレベルを維持しながら経営するのはなかなか大変だと思うんです。だからつい応援したくなります。
いつもヘッドフォンをしながら音楽に頭を揺らし、上の空で注文をして、食事をしながら詩を書いてます。
単品で注文するのもいいのですが、ランチセットのコースがお勧めです。季節の食材によって定期的に変わるパスタメニューやメイン料理に加えて、前菜とデザートと飲み物が付いてとても割安です。味は保証します。美味しいです。
そんないつものイタリアンレストランで最初に書いたのがこの詩です。途中で遊び文句が《囲み》で入っているので抜いて読んでください。その後は駄作が続くのですが、定点観測のように詩を書くようになりました。どうですか?
曇天の午後、イタリアンレストランで beebee
今日はまた曇天の気持ちが
重たくぼくを暗くする
通りを走り過ぎる自転車の少女も
手を繋いで歩いている老夫婦も
みんな静かな見えない時を歩いている
雨がやって来れば良いのに
蒸し暑い午後の空気をかき消すような雨よ
ざあっとやって来いよ
野球帽を被った少年が
思わず帽子を被り直すように
雑誌を片手に歩いているOLが
思わず雑誌を頭の上にかざすように
ざあっとやって来いよ 雨よ
ざあっとやって来い
《 遅めの昼食のレストラン
前菜もメインも終わってすっきりと
デザートとコーヒーを食べたいよ(笑) 》
…はずして読んでね
鈍色のコンクリートのマンション群は
通りの並木道がラインを引き
イタリアンレストランの窓のサッシが
曇天を支えている
支えきれずこぼれ落ちで来るのが雫なら
ざあっと一人で浴びてもいいかな
夏の雨
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