2007年10月16日火曜日

ペットという家族の哀しさについて

わが家ではペットとして、シーズー犬の雌で15歳になる老犬を飼っています。ちょうど今のマンションに移り住んで来た時に、たまたま、ペットを飼うのが許されているマンションだったので、妻の実家の近くのペットショップから6ヶ月になる幼犬を購入してきました。

室内犬でもあり、あまり泣かない犬ということで、親戚にシーズー犬を飼っている人がいて様子が分かっていたこともあって、この犬種に決めたのでした。まだ手の上に載るような幼犬だったジェニーはその後すくすくと育ち、シーズー犬としてはやや大きめの成犬になりました。

飼ってから時間が経ってくると、幼くて可愛かったジェニーも老犬になって、人間でも動物でも生きていく時間軸があって、その前では全てが厳密に平等であることに気づかされます。その時間軸が人間より間違いなく短いことで、家族の中に哀しい現実を突き付けるのです。

そんな気持ちを込めて書きました。読んで是非感想を頂ければと思います。 ジェニーとはもう少し優しい時間を一緒にすごしてやりたいと思います。


丸まっているジェニーに
beebee

ここに丸まっているのはうちのジェニーです。
15才を過ぎて老犬になりました。
若い頃、肋骨の形が悪くて手術した時
勧められて避妊手術をしました。
だから子どももいない独身です。
おちゃめな雌犬です。
鳴かないので猫犬かもしれません。
若い頃はソファーに寝そべるぼくのお腹のところに、
一緒に横になって寝てくれました。
最近は抱き上げると唸り声を上げて逃げます。
でも、毎朝、毎晩、ぼくの送り迎えをしてくれます。
おしっこをすると、自慢をしにやってきます。
おやつをねだるためです。
躾けのための訓練です。
待てとお手とお代わりとチンチンでもらいます。
一日の大半をべったり寝てすごしています。
前足をそろえた上に顎をのせて
たまに少し横向いたりすると人間のように見えます。
急に年老いた麗人のようになってぼくに頷いてみせます。
何か聞いてごらん、私はなんでも知っている、
私はなんでもあなたのことを見てきたのよって顔します。
でも老犬になって目やにが付きやすくなりました。
うっすらと片眼が白くなりました。
じっと玄関にうずくまっていることが多くなりました。
毛がぱさぱさになりました。
たまにお漏らしするようになりました。
なりました、は悲しいよね。
ずっと、そのままでいられれば良いのにと思います。
初めは子どもかと思いました。
今は移り気な恋人のように見えます。
ぼくの記憶もなくなってしまうのでしょうか。
見ていると切なくなるような気がします。

ジェニーはシーズー犬の雌で15歳です。
一応血統書あります。
このマンションに移る時一緒にきました。
ぼくの相棒です。


追伸

    今ジェニーが通り過ぎていきました。

    かさこそ音がするのは何故か?
    肉球に毛がつまっているから。
    お尻が壁に擦れているから。
    廊下が掃除されていないから。 
    全部理由です。 ^^);


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