2008年7月26日土曜日

心の雫について


少し遊んで見ました。詩を書いてみたら、何か面白いかもと形を整えてみました。言葉って面白いですよね。何かの拍子に遊びが見えて来たりする。色々冒険したいです。

静かに想いが拡散していく様子を書きました。そして繋がっていく、宇宙に繋がっていくという感覚です。静かに流れていく心の想いが、何処かで誰かと繋がっ ている。満ちてきてふっと落ちる心の雫が伝っていく。拡がって行く。

色々な想いがWEBにはあって、繋がっている。特にここに集うみなさんのように、新しい発想や思想、喜びを探して集まってくる人達、それは想いが零れ落ちるくらいの人がいっぱいいて、拡がっている。

そんな繋がり、奇跡のような世界を大切にしたいと思います。

天上からポトンって一滴落ちてくる雫が、空を見上げているあなたの手の平に落ちてくる。 繋がりますか。^^);








心の雫




静か
に、耳を
傾けよう。遠
くに聞こえて来る
音楽がある。それは
冷たい流れが零れている
から。心の雫が溢れて、流
れているから。零れて行く想い
が流れて行く。それは静かな音楽
で繋がっている。上から下へ繋がって
いる。それは拡がっている。遠いところ
から近いところへ拡がっている。それ
は下から天上へと繋がっている。雲
の糸のように、繋がっている。
この部屋から宇宙へと
拡がっている。
想い






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2008年7月20日日曜日

友人との酒の帰りに泣いてしまったこと

何やら過去の記憶が蘇ってきて、どうしていいのか分からなく成る時があります。この頃は若くて突っ張っていて、自分では平気だと思っていたけれど、肉体的にも疲れていたんだろうと思います。

なにやら危なっかしくて、それでも何かなんでもできそうな時期でもあったような気がします。懐かしく感じるは年を取ったのかも知れません。

アルコールという触媒がもたらす、精神のアイドリングのような気がします。悲しいのではなくて、涙を抜く、そんな必要があったんですよね。

余分な言葉や余分な贅肉を削って、日常の出来事や時間で人を感動させれれば素敵です。言葉に力を。^^);





帰りの電車で / これもまた過去の記憶


私は自分が泣くとは思わなかった


同僚と酒を飲み
語り合い
別れた時
涙が出た


酒を飲んで居ても友に言えなかった
卑しい自分についての想いが
忘れてしまっていた何かの記憶が
突然
私を泣かせた


私は帰りの電車の中で泣いた
泣きじゃくり
背をずらし崩れ落ちた
他人を気にする余裕もなかった


寮へ帰って独りになるとまた
訳も分からず大声で泣いた
部屋の中を転げ回り
独り泣きじゃくった


布団を蹴り
空き缶を跳ね飛ばし
背広をしわくちゃにして
独り泣いた


私は酒に酔っぱらっていたのか?

私は自分が可哀想で/可愛くて泣いたのか?


何も分らなかった
泣いて 泣いて
私は眠ってしまった


これもまた過去の記憶だが






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2008年7月13日日曜日

手で繋がる想いについて

手を重ねると伝わってくるのもがありますよね。言葉じゃ伝わらない想いも伝わるような気がします。

特に男と女では大分子供の感じ方が違うようです。女性は10ヶ月も同じ肉体の一部として共有しているせいか、子供を自分の肉体の延長として感じるように思います。でも男はまったく違うんです。

まず実感が湧かないのです、自分の血が繋がっているという感覚。顔が似ていると安心する(当たり前だけど)けど、見ていると何かの仕草に自分とそっくりな動作をする時があって、それを見るとドキッとします。

風邪をひいて寝ている子供の額に手を当てると、不思議に子供との絆を自然と感じるんですよね。手って偉大です。

子供が小さい時はおでこおでこをくっつけて熱を測ってたりしました。色々信じられないことばかりの世の中ですが小さい頃のこの優しい想いだけはみんなが共有する想い出のような気がします。

自分の子供達もまた、自分の子供達の額に手を当てて、同じように優しい想いを持ってくれれば良いと思います。

額に手を当ててみると、何か優しい幸せな気持ちになりませんか?





額に手は繋がっている



大丈夫?
そう言って母はいつも
額に手をやった
そう言えば額の熱は
手で繋がっている


39度の熱を出した
娘の額は汗ばんで
手を伸ばす僕の手を強く打った
娘に出来ること
全てやって来たのか?
熱は強い力で僕の心を打った


手をかざすといつも
目を閉じるので
真似をして
ふざけて何回も止めて見せた
息子は熱があるのに
口をふくらまして
悔しがってみせた


手を乗せると
額は汗ばんでいる
元気なように見えて
少し震えていた
小さかった
息づいている
子供の小さな生命が
ぼくを感動させた


考えて見ると人の額は
手で繋がっている
優しい想いで繋がっている


自分の額に手を当ててみた


初夏の日影に座るぼくは
ひんやりとして
少し夢を見ているよう
自分の額に手を伸ばす
少し冷静になって
目をつぶり
椅子に深く腰を掛けた


そういえば
額に手は繋がっている





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2008年7月1日火曜日

いつもの席のいつもの手順



リングノートにボールペン、いつもの席で珈琲を飲んでいます。改札口を見ながらペーパーブック、ヘッドフォンで流す音楽は結構良い感じ。^^);

みなさん行きつけの喫茶店があると思いますが、最初の動作って決まってませんか?

窓側 or 通路側?、クッションがいい席 or 壁に凭れる席?、ミルク・砂糖 or ブラック?、文庫本だったりコミック?、店の音楽 or ヘッドフォン?、ノートブック or リングノート?

最初の手順をすませてから、やっとゆっくりします。さあ、何します? って感じでしょ。そこから始まりです。そこでいつもの席にまた、かわいい彼女を見つけたら、今日は良い日ですよね。^^);







いつもの席のいつもの仕草


今日もまた
窓硝子に映った自分を見て、
少し微笑んでみせる。

いつもの挨拶
いつもの仕草、

駅前の喫茶店の指定席、
リングノートにボールペン、
考え事のスタートの決まり事。


でも今日のぼくは
少しふてくされていて、
窓に映る自分も不格好だ。
もともと太った姿だけど、
まったく
今日は乗り気がしないよ。
ペンの走りも湿りがち。


窓の向こうに君の姿でも見えないかな?

いつもの席の
いつもの角度、

改札口の見える席で、

いつもの挨拶
いつもの仕草、

君は映っていないけどね。


別に練習でもないんだけれど、
少し首を傾(カシ)げて
挨拶の真似事なんて、
下心ありありが
笑っちゃうね。


やっぱり梅雨明け前は湿気で
紙も湿(シケ)っている。
だって
ペンの走りが遅いもの。

そんな時君が見えないかな?

風が吹いてくれなくっちゃ
夏が終わらないし、
夏が始まらないよ!






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