2007年11月24日土曜日

踏みつけるタンポポの花

ぼくの頭の中に踏みつけても起き上がって来る花ってタンポポなんです。昔何かの本で読んだ覚えがあるのですが思い出せません。

途中の大げさな文句も少し気にくわないのですが、吐き出されたコトバをそのまま残しました。これは付和雷同してすぐ曖昧な態度で逃げる自分を含め、考えも無しに知らない間に人を踏みつけにしている者への怒りのような感情です。

踏むなら分ってその気で踏めと。どうでしょうか?やっぱり抵抗ありますか?






踏みにじる者たちへ


踏みつけられたタンポポの花がある。

雨に濡れた舗装道路。

道端の雑草を、

革靴で踏みにじる。

足先の痺れと陶酔感。

これは何?

打ち振れ腕を!

叫びを上げろ!

何故勇気を持って踏みにじらないのか?

タンポポの花を!





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2007年11月18日日曜日

コメント削除について


ある投稿詩のサイトに参加しているのですが、その中で気になる人というのはいます。

自分も多作の方だと思いますが、その時は急にお二人の新メンバーが登録され、詩の投稿を始めました。色々スタイルが有る訳ですが、言葉使いが巧みで気になる二人でした。

お互いにまったく関係ない方同士だと思いますが、一方が試みに掛け合いの詩バトルのようなものを始めたら答えてみたりして気になりました。遊び心は大事だと思うので、それはなかなか余裕があっていいなと思っていたのです。

ただ、登録される詩が多いせいか、言葉あそび的なものも多く、コメントも控えて見ていたのですが、お一人の方が突然投稿を止め、メンバー登録も削除されたようでした。

よくみると、私の詩に付けてくれていたコメントについてもコメント覧の名前が○○さんのコメントの○○がはずれて、「さんのコメント」に成っていました。

徹底しているというか、自分の跡を残して行きたくないと思ったのだろうと思ったのですが、何かとても寂しい気になって思わす書いたのが次の詩です。

その投稿サイトに投稿した後で、あれは会員登録を削除すると自動的にコメント覧の名前も削れるのかと思いつき、あわてて投稿した詩を削除したしました。

ご自分の考えでないところで、そうなったとしたら、私が書いた詩を読んで余計いやになるでしょうから。少し反省した次第です。その時の付言も一緒に掲載します。思いつきの言葉ですが、今の自分の想いです。




さんのコメントへ


名前を削るのは哀しい
想いを残せばいい
色褪せぬ思い出は無い
心尽くし切る言葉も無いだろう
想い尽くせぬ残滓に
身を焦がす時があろうとも
想いを捨てて行けば良い
切り捨てて
いけば良い
振り返らなくても
先の先を考えなくても
ただ今があるがままに
我侭な子供で良い
繋がって行く物は必ず
あると信じている


**
コメントの名前も削られていました
勘違いに失礼なコトバかも知れません
自身コメントさせて頂くことも少なかったけれど
読まない詩もあったけれど
気になるコトバは拾ってました



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2007年11月10日土曜日

コンプレックスと自我




この詩の中の孤独な傴僂(せむし)は自我や自意識に歪む自分です。うまく人とコミュニケートできないので、怒りながら背を向けて去っていくんです。想いはでもいっぱいあるんです。^^);




傴僂(せむし)

老いたる

傴僂の子は

よく話すことができない。

ぎらぎらと目を剥いて、

ふいに瘤をみせて、

去って行く。

言葉を彼は瘤に溜めている。



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2007年11月7日水曜日

夢に見る夢の覚め方


この詩はこの間、実際に見た夢をベースに書いています。夢の中で夢から覚める場面の夢を見るとまったくだまされてしまいます。夢を見ながらこれは夢だと分かりながら見ていることってよくありませんか?でも、これには驚きました。まったく夢だとは分りませんでした。

夢から覚めたら地下鉄の中で、それが夢で、また夢から覚めるってだましのだましで面白いですよね。でも本当にびっくりします。

夢と言えば昔よく食べ物を食べる夢のところで、食べようとする と目が覚めるという経験をしたことがあります。夢の記憶って不思議です。楽しいこ とは経験できなかった気がするんです。

夢から覚める夢を、昔にも見たことがあります。その時は、通勤で朝起きる時間に、目覚ましが鳴って 起きる夢、通勤に出かけた気になってもう暫く寝てました。^^);





夢に見る夢の覚め方

                     beebee


目覚める夢を見たことありますか?
ふぅっと首を上げて気が付くと
目を開ければ車窓の外は地下鉄で
白い蛍光灯の光の中に駅名のプレートが流れていく
映画の場面を見るよう
幻惑する想いに慌てて身体を起した
すると自然に目が覚めた
伸びをして目を開ける
やっぱり眠っていたらしい
カフェの椅子に背を深く入れ伸びをする
今度は本当に目が覚めた
人形町の交差点のスターバックス
B1フロアーのいつもの椅子で
眠っていた
訳も無く動揺して周りを見る
少し暗くした照明に数人の顧客が早朝の眠りを眠っている
意味のない経験に驚く
何か意味があるのか、な?
ストレスから来る無呼吸症候群です
それだけか、な?
涙が出た
訳もなく涙が零れた
それだけのこと


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2007年11月5日月曜日

今日の空(sora)

今日の空を見てください。どうですか。綺麗でしょう?

千葉の検見川浜の海岸から見えるsoraです。ちょうど検見川橋の舗道の上から撮っています。ショッピングセンターへ買い物に行った帰りに夕日が見えたので、急遽道を変えて急いで撮りに行きました。

最近のデジカメはタイヨウが入っても画像がそれ程乱れないので、非常に撮りやすいですね。タイヨウが雲に少し隠れたところを撮りました。冬になると夕日の色が色彩を増すような気がするのは不思議です。



sora色のシャツ

                 beebee


それはsora色のシャツ

soraのくうきの燦めきがプリントされている

soraにかざすと青空が拡がるの!

白いくせにsoraが拡がる不思議なシャツ

こう真ん中から拡がる

くうきの軌跡が実際のsoraのくうきに繋がる!

気がするの

このシャツ、1000円でどう?

お買い得よ

これ一枚でsoraになれる

一緒に拡がって宇宙とも一体になれる!

気がするの

そんなシャツ

いりませんか?





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2007年11月3日土曜日

傷つける想いについて
























どうして、人は自分を傷つけるコトバを言わずにいられないのでしょう。私もブログの中で傷口(詩)として目次にまとめています。

昔書いた詩を調べて行くと、この自虐的な詩が結構多く見られてまとめたものです。

実際に私の中学生時代の友人の中に本当に自分の手を挟みで切っている人間がいました。彼の手の平には何か知れない目の玉がいっぱい開いていて、ゲゲゲの鬼太郎に出て来る妖怪のような手をしていました。

真面目で普通な人間なのに、それが返って異常に思えました。でもその当時はそんな奴もいるんだと結構人ごとで済んでいたのが不思議です。

私は実際に切った訳ではありませんが、そういう友人がいたせいか、イメージは具体的に浮かんでいて、読む人の気分を害しているかも知れません。でも治りかけの傷口のかさぶたを掻き剥がすような、痛がゆい想いも自分に課さないと許されないような気がする時が確かにあるのです。

間違いなくそんな気持ちはあるのであって、その後色々な人の詩にも同様の仲間を見つけたものです。どうか素直な気持ちで読んで見てください。本人としては傷つかないと行けないという強い想いがあるのですから。



状 況

                     beebee

思いついたら
机に頭をぶつけてみることだ。
硝子板を敷いているので
本当に
ゴツン ゴツン と
音がする。
就職を前にした
五月の終わりの夜の硝子の感触が
心地良いだろう。
しかし それだけでは
痛みは脳髄に至らない。
硝子板とその下の机を
ぶち破るように しかし
突き抜けるつもりで、
自分の頭を 思いっきり
真空に突っ込むように、
突き破り
向こうへと
届くように、
硝子板に 頭を
ボール投げしなければならぬ。

貫通しろ
硝子板を抜ければ
机を落下するのは容易だ。



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2007年11月2日金曜日

星空を見上げる者たちへ

星空を見上げる者たちへを書いた時は、前に書いた通り、自分独特の形を求めてちょうど辿り着いた形だったのです。イマジネーション丸まっているジェニーにを書いた時と、時を同じくして書いていて、自分ではこれだと思いました。

でもなかなか上手くいかない。狸囃子のような面白いものも書けたのですが、缶蹴りスキップ等、この系譜に繋がる詩はやっぱり詩には見えなかったりして、書いては崩す砂山のような感じです。何かわかったような気がしても暫くするとまた分らなくなるのです。

光が持つ時間の不思議について考えている時に、星空を見上げる者たちへその2が書けました。書いた時は自分でも感激して、良い詩が書けたと自分一人盛り上がったのですが、どうでしょうか。

その1の語り掛ける口調が好きだったのですが、全体に軽い口調で書けなくて、添え書きにしていた初めの2行も本文にいれて仕上げました。野暮ったくなったんですが、分かりやすくなったと感じています。見直して行く内にまた書き直すかもですが。

是非、読み比べて見てください。あなたはどちらが好きですか?





星空を見上げる者たちへ その2

                            beebee

寂しい想いや苦しい想いをもって独り
星空を見上げる者たちへ伝えよう。
東京の町は星が見えないと言うが
でも星が見えないのは地上が明るいからだと。
周りの電気を消して静かに
夜空を見上げよう。
きっとそこには星があるはず。
星の光は何万光年も時間を経て、
いま地球に届いている。
そんな時間の流れを経て届く光には
静かな優しさがあるのだ。
時間が流れて想いも流れて、
人間の営みを遙かに越える光の想い。
またそれは遠い未来に繋がる光でもあるのだと。
遠く何百万光年も離れた別の地球の
同じような寂しいぼくや君がきっと見上げている。
この地球の光は届くのだろうか?
太陽とその惑星を遠く観察している別の地球の君やぼくに
この想いを伝えよう。
ぼくたちはいま苦しくてどうしようもない想いに
どうしていいのか分らないのだが、
いま同じ時間にもしくは遠い時間の果てに届く時間に、
共有する想いがあることを。
それは繋がっていることを。
静かなぼくたちの想いは遠いぼくや君たちに繋がっていることを、
あの星空の光は教えてくれているのだと。
だから、やっぱりまた言います。
コーヒー飲みます?
タバコは吸いませんから、
DVD見ます?
一緒にお話しましょう。
この星空の下で。





星空を見上げる者たちへ
beebee

時折自分が何をやりたいのか、
分らなくなる時がある。
ありませんか?
そんな時どうします?
じっと時が過ぎるのを待つ?
自分が我慢出来るようになるのを期待して
待つ?
それとも前へ進む?
方向が分らなくても、
がむしゃらになって前へ
進む?
自分はどうだろう。
とっても心配になる。
みんなの期待を裏切らないかな?
自分の期待を裏切らないかな?
胸が締め付けられて我慢できなくなる。
だめだめ、そうやって自分ひとりが大変な気になるのが
一番だめなんだよね。
この地球に人類が誕生してから、
星空を見上げながら自分自身を考えない人間はいない。
自信をなくして迷わない人間はいない。
きっとそんな完璧な人間はいないんだよ。
みんな分っているんだけど苦しくなるんだ。
いいよね、そう考えると弱いのもいいな。
迷うのもいいな。
この星の空の下にいっぱいぼくのような人間がいる。
いっぱいいるんだよ。
だからいいんだと思う。
基本的に肯定的な人間です、ぼくは。
コーヒー飲みます?
タバコは吸いませんから、
DVD見ます?
一緒に話しましょう。
この星の空の下で。



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