2007年11月10日土曜日

コンプレックスと自我




この詩の中の孤独な傴僂(せむし)は自我や自意識に歪む自分です。うまく人とコミュニケートできないので、怒りながら背を向けて去っていくんです。想いはでもいっぱいあるんです。^^);




傴僂(せむし)

老いたる

傴僂の子は

よく話すことができない。

ぎらぎらと目を剥いて、

ふいに瘤をみせて、

去って行く。

言葉を彼は瘤に溜めている。



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