2008年3月15日土曜日

花の博物館にて



近所のお気に入りの場所に、千葉市の花の博物館があります。少し時間を置いて出かけると、前庭に植えられた花が変えられて、また違う雰囲気になっているのです。

今はパンジーが色違いに植えられて、文様を作っています。菜の花も綺麗に青空に映えています。これからチューリップ、薔薇へとテーマを変えて夏から秋まで楽しませてくれるのです。

写真は入り口の花桶を撮ったものですが、今一番美しい瞬間の花がぎゅっと詰まっている感じが良いでしょう。久し振りに温室の中の花も写真に撮りました。漸次ブログに貼って行きますので楽しみにしてください。

また、ここには併設してイタリアンレストランがあって、お昼の時間やお茶を楽しませてくれます。中庭に面したテラスに出れば、もう少しすれば気持ちよい風に顔を舐られることでしょう。そこもお気に入りのひとつです。

この詩は季節外れの夏のシーズンのものですが、このレストランで作りました。雰囲気は分かると思いますがどうでしょうか。^^);




お花畑の犬


お花畑はやっぱり春がいいかな。
紅い花や黄色い花も熱と湿気でいじけているようだった。
くろぐろした曇天に圧迫されて空気も熱く重たい日だ。
それでもレストランは昼食時で人でいっぱいだ。
庭に面したテラス席には犬連れの夫婦がランチタイム。
窓ガラスの外に出るのはうんざりだけど不思議に、
室内から見ると静かな風景でご主人のパイプもいい感じだよ。
シープドッグは飼い主の足下で元気に骨をかじっている。
犬ってどうして息づかいが荒いのだろう。
そりゃ、夏なんだから熱いには違いないよね。
前足と首筋に白いぶちのある真っ黒いその犬は
ふいに口を止めては飼い主を見上げたりする。
とっても忠犬のようだったよ。
両足で骨を押さえつけてかぶりついているその犬は
まったく一生懸命なんだ。
毛皮だから鼻筋に汗はないよね。
その時急に陽射しが強くなって、
一瞬その場の情景が影絵のように見えたんだ。
やっぱり夏だね。
情景は印画されたよ、夏だって。





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